FEエンゲージ ルナクラ初挑戦with職変縛りクリア感想

初めまして、テンです。

もう発売から1年が経とうという時期だが、ようやくFEエンゲージの2周目のプレイとしてルナクラ初挑戦ながら職変縛りでクリアしたので自己満足がてら感想を記す。

※本記事はファイアーエムブレムエンゲージのネタバレを含みます。

 

・縛り条件

チェンジプルフの使用はレベルカンストを同職同武器種でリセットする場合以外の使用禁止

・マスタープルフは使用可(序盤キャラを使う意味が消滅するので)

DLC、遭遇戦は一切使わない

・Sランクガチャ指輪使用禁止

その他縛り条件 ・味方は全マップ出撃最大数出撃、ロスト0にすること
・ボスチク、無駄杖を何度もする等の露骨な稼ぎ行為禁止
・ドーピングアイテムは使用しない(縛りというより使用しなくてもクリアできただけだが)
・拠点でのみ行える行動は以下に示す物以外縛ってプレイする
-錬成屋の使用
-牧場の使用、牧場内のアイテム回収(犬×5)
-通常鍛錬、特別指名鍛錬
-絆の指輪精製、スキル継承
-実績からの絆のかけら受け取り

・バランスブレイカーだと判断したため以下のいくつかの縛りも加える
-ユナカ、ゼルコバ、パネトネ、セアダスは加入章以外使用しない
-カムイを竜族、魔道、隠密に装備させて出撃しない
-流星群でボスを無理やり移動する状態にするのはやらない(流星群を使わなくても敵ターンでボスが行動すると判断できる時は撃っていい)
-ドローは使用しない
縛りの意図

御大層に縛りと書いているがそもそもこれが私の考えるスタンダードレギュレーションである。私はチェンジプルフがそもそも苦手だ。

キャラ性能の個性を楽しむFEというゲームでキャラ性能の個性が薄れると考えているからだ。結局強いクラスに収束するだけだし...くらいに思っている。

おまけに今作はチェンジプルフに加え紋章士もいるので、ますますなんでもありだ。キャラじゃなくてクラスと紋章士が戦うことになりかねない。

クリアするだけならブレヒとウォーリアたくさん並べてほぼチェインアタックだけで敵を倒すプレイとか、そもそも主人公単騎ですらルナクラをクリア可能な事が検証されてしまっている。

それでクリアしてもまあおもろないしな...

私の目的はクリアすることではなくこのエンゲージルナクラを確かな満足を以てクリアする事である。というわけで上記の縛りになった。

(まあ結局チェインアタックは使いまくるのだが...)

 

使用キャラ感想

リュール

神竜ノ王

使用紋章士:自分マルス、ベレト、ロイ

継承スキル:回避+15、猛走、引き戻し、師の導き

291戦 147勝

主人公。まあまあ優秀な速さとぼちぼちの守備でそんなに柔くはないが中盤以降どんどん火力不足に陥り個人スキルとベレトやロイのエンゲージ技によるサポート以外ははっきり言って足手まといだった。(最大のセールスポイントである竜族カムイは縛りで禁止である)

...が終盤でエンゲージ+が解禁されてからは最強の回避バフ撒きだったり邪竜特効でやっと主人公らしく活躍してくれた。

拠点交流も通常鍛錬以外縛ったから支援Aが二人しかできなかったよ...

 

エーティエ

スナイパー

使用紋章士:ロイ、リン

継承スキル:命中+15、引き戻し、天刻の拍動+

244戦 169勝

対飛行兵最終兵器。勝利数3位。

序盤から終盤まで敵飛行兵を派手なエフェクト出しながら地に撃ち落とし続けた。

力と技に特化した成長をするのでリュールがエンゲージ+を取るまで紋章士無しで戦っていたがそんなのおかまいなしにバシバシ活躍してくれた。

エーティエの紙耐久とロイの踏ん張りはうまく弱点を補いながら力の補正がかかって良相性。

あまりにも耐久が紙過ぎてノーマル難易度をプレイしているプレイヤーからはこんな弱いキャラがいるのはバランスが悪いのではないか、という声すら見たことがあるがこの攻撃一辺倒の性能は1周目から使っていて面白かった。

 

ブシュロン

ウォーリアー

使用紋章士:マルス、シグルド、リーフ、リン、カムイ

継承スキル:デュアルアシスト+、速さ+3

322戦 115勝

チェインアタックの偉大さをプレイヤーに教えてくれる男。

長弓の攻撃範囲でのチェインアタックで全体の火力向上に貢献し続けた。

...斧兵なのに低い力成長率の悪さは足を引っ張る。それに速さも成長率だけは高いが初期値低いから結局並程度だし体格なんて速さなかったらなんの意味もないしHPの高さも反撃性能の微妙さや何気に結構低い幸運が邪魔して活きてこないということで正直ブシュロン自身はあんまりだった。ブシュロン使えば強い派閥は謝れ。(弱くはない)

中盤は主にカムイを使用。竜呪を撒きながらチェインアタックの構えを取るいぶし銀の男であった。

終盤は余ってしまったマルスに鞍替えしアタッカー運用なるかと思ったが...いまいちパッとはしなかった。(弱くはない)

 

セリーヌ

フロラージュ

使用紋章士:ベレトセリカ、リーフ

継承スキル:回避+15、速さ+5

234戦 135勝

今作の推し。ロリコンではない

サンソ回避壁、テュルソス魔法アタッカー、杖振り、女神の舞となんでもござれの器用万能キャラ。

魔力より力の方が成長率高いとか言われるが火力も華炎引けばしっかり出る+天刻で攻撃がほぼ必中で使い勝手はトップクラスによかった。

...まあ終盤はやや速さが足りなかったり敵ジェネラルに8%くらいの確率でワンパンされる状況が頻発したが回避すればノー問題。

 

ルイ

グレートナイト

使用紋章士:シグルド

継承スキル:勇将、魔防+4

337戦 151勝

ルイ神。戦闘数1位。

序盤はその圧倒的固さで敵を寄せ付けず、中盤突然大斧で暴れるドラゴンに襲われてまずいかみたいな雰囲気出るけど結局最後はまたカッチカチの男。ただあんまり過信するとチェインアタックで沈む。魔法くらったらワンパン。

シグルドに乗せてるので固いけど移動にも優れていて単独行動で有利な敵を引きつけて隔離とかもできた。力と技もそれなりに高いのでシグルドの助走をつけたりするとかなりいい火力で殴ってくれるのも魅力。敵馬が並んでたらエンゲージしてすっ飛んでナイトキラーで一気に貫くのはもう快感。

 

ディアマンド

スュクセサール

使用紋章士:リン、ロイ、アイク、シグルド

継承スキル:デュアルアシスト、優風

285戦 177勝

本軍のエースアタッカー。勝利数2位。

力速さ守備の三大物理主要ステが全部まあまあ高いけどまあまあ止まりと言われがち。だが、リンと烈火紋章トマホークを付けることで中速帯に追撃できるし火力もちゃんと出るし命中安定するし耐久もそれなりに信頼できる万能アタッカーとなった。(最初はアイク付ける予定だった)

器用貧乏と器用万能は紙一重である。

太陽はおまけ。ロイつけてふんばり太陽とか言ってるやつを信頼するな。技22でそんなん成立するわけがない。

マルスとはまあまあ相性はいいのだがマルス使うなら速さの吸収欲しいけどそれだとリン付けてる間に腐る...(あとディアマンドよりリンと相性のいいユニットが軍にいない)ということでリンのまま最後まで。

 

アイビー

リンドブルム

使用紋章士:カムイ、アイク

継承スキル:天刻の拍動+、再移動

214戦 108勝

このユニットには致命的な弱点がある。

終章時点で 幸 運 7

というカスの値を出しており、おかげで命中不安+中途半端に高い守備も必殺怖すぎて全く活かせないとかいう、かなりもったいない性能をしている。ついでに速さもグレートナイトに追撃できず、ジェネラルすら竜呪つけないと追撃怪しい程度の水準しかなく、役割遂行に難があったりしたりと欠点が多い。

それを補う要素が今作実質唯一の飛行魔アタッカーという点である。セレスティアって誰

今作あまり飛行が強くない(前作が強過ぎただけだろ)とは言うがヒットアンドアウェイが基本の魔法アタッカーが飛行限定地形に陣取れるのは優秀である。追撃なんて諦めて聖魔刻印トロンだけ連打してた。

それだけで最低限役に立ってくれるので紋章士を長らく渡されずにいたが、魔力に補正がかかる指輪という理由で最終的にカムイ担当になった。まあカムイは誰がつけても強いし、射程3+再移動できるアイビーが持つと呪縛を活かしやすかったりしたので悪くはなかった。

継承スキルはこれ以外選択肢ないです。再移動は+にしたかったけどSP足りなかった...

 

フォガート

クピードー

使用紋章士:エイリーク

継承スキル:天刻の拍動、再移動+

252戦 179勝

物魔両刀エースアタッカー。勝利数1位。

最初は使う予定ではなかったのだが、↑がアーマーに対する役割遂行が怪しかったため魔法攻撃打てて速さの高いこの男に白羽の矢が立った。

光の弓とかいう威力19の壊れ武器を高い速さとぼちぼちの魔力から打ち出せる+エイリークの月の腕輪で誰に対しても高い打点を誇った。

個人スキルと兵種スキルはおまけである。兵種スキルはまあトマホーク持ちとか相手に攻撃した時に意外と役に立ったりしたけど

 

ミスティラ

ピッチフォーク

使用紋章士:リーフルキナ

継承スキル:速さの吸収、デュアルアシスト

162戦 100勝

リーフという扱いが難しい不良債権紋章士をステータス補正の相性がよくちゃんと活かせるほぼ唯一のユニットという理由で採用された女。

最初は攻速落ちはするわ火力出ないは固くもないわで微妙オブ微妙だったが、速さの吸収習得でのテコ入れ、砂塵という技守備が上がれば上がるだけ乗算的に強くなるスキルもあって終盤にはぼちぼち活躍するくらいにはなってくれた。火力不安定だけど。

エンゲージした記憶が一番ないユニットでもある。リーフ君もうちょっとこう...なんかなかったんか?

 

メリン

ウルフナイト

使用紋章士:ルキナ

継承スキル:竜呪、回避+10

221戦 78勝

最初はエイリークを付ける予定だったが、どこかで短剣チェインアタックでも毒が入ると言う電波を受信して最強の女になったユニット。

速さが初期値からめちゃんこ高く回避壁としても一級品なのに毒チェインまでできるの強すぎ。ボスはこいつから殴る。

 

オルテンシア

スレイプニル

使用紋章士:ミカヤ

継承スキル:再移動+、信仰Lv.3

55戦 37勝

杖のスペシャリスト。ただただ射程2のリライブを打ち続ける。

今作はリブローの射程も微妙だからいると使いやすさがものすごい。便利な女

 

ゴルドマリー

ブレイブヒーロー

使用紋章士:アイク

継承スキル:デュアルアシスト+、守備+4

166戦 60勝

助太刀最強!助太刀最強!助太刀最強!

二枚目の数値受け壁として採用された女。自ターンこまったらとりあえず敵陣に突っ込ませて助太刀させ続ける。敵は死ぬ。

この女が助太刀覚えた瞬間ゲーム性がだいぶ変わったくらいにやべー助太刀。縛ったほうがよかった気さえする

 

ヴェイル

邪竜ノ娘

使用紋章士:セリカ

継承スキル:竜呪、天刻の拍動+

108戦 39勝

一般的なルナ攻略だとカムイを持たされがちだが、それが縛られた今回はセリカを使用している。 これが強い。

竜族スタイルで重唱を使用すると射程が+1されるのでなんと射程4のトロンが打てるのである。これに竜呪も乗るし一回一回チェインアタックも誘発するから非常に面白い役回りをしてくれた。邪竜気で回転率がいいのも◎。

異形リベンジも使い道ないかと思ったらすり抜けシーフに攻撃されて死ぬかと思った時にリベンジ込みで反撃ワンパンしてたから結構強かった。(命中100にならんから自発的にはやらないけど)

 

モーヴ

ロイヤルナイト

使用紋章士:なし

継承スキル:竜呪、信仰Lv.3

21戦 6勝

杖振り+竜呪でのサポート担当。

以外と鈍足故に耐えてくれない場面があった困った男。穴埋めとしては十分。

 

 

マップ感想

今作ファイアーエムブレムエンゲージのルナティックは全体的に見ればかなりバランス面での評価は高い。

まず序盤の難易度が低めに設定されており、ハードとそこまで差がない。

これはいいことなのか?と思うかもしれないがいいことである。RPGというのは普通は後になればなるほど手ごたえがあったほうが序盤で躓かないし後半だるくもならないのでとてもよい。最高難易度の2章くらいにこれは詰将棋かみたいなマップが用意されてるシリーズが割と多かったためこれは偉い。特に今作は紋章士がいるので紋章士が増えた時に難しくなった方がゲーム性に幅が出るというものである。

回避壁、数値受け壁、アタッカー、サポーターいずれもちゃんと役割を持てるようなバランスだったのも好印象。前作のアーマー酷かったからな

 

ちょっと不満点

チェインアタックが終盤強すぎる。もうちょっとチェインアタックに耐性のある敵がいてもよかった。

敵の物量で押すマップがめっちゃ終盤多い。↑含めもうちょっとこう一ひねり欲しくなってしまった。

 

苦戦したマップ

・13章

索敵マップ+火力高めの敵が多く難関

・リン外伝

非常にステータスの高いボウナイトが大挙して襲ってくる上に条件で出てくる増援のギミックも厄介

・アイク外伝

敵が多すぎ+虚無持ちの増援ラッシュで炎カムイ無しだと物量に全く逆らえない。なんとか敵詰まらせてアイクを倒せたが...

カムイ外伝

今作2人しかいないチェインアタック耐性持ち。マップの敵も強い。きょうだい風敵兵のAIが間抜けなのが救い

・エイリーク外伝

敵強い+多い

・19章

瘴気のせいで全然進軍できないので迎撃するしかなかった

・リーフ外伝

誰しもがロングアーチに絶望する

ミカヤ外伝

敵強い+多い

マルス外伝

明らかに解放時適性レベルじゃないし敵がブレヒばっかりなので正攻法じゃまず勝てない

・24章

ギミックと増援をうまくさばかないとターン制限になる

・25章

超大量増援を防ぐor捌くor逃げる対策が求められる

・リトス外伝

敵強い+多い

 

総括

最終マップもまあまあ苦戦したので、エンゲージルナクラプレイやりきったという気持ちがある。

基本寄り道しないでやったので支援やDLCも気が向いたら回収しに行こうかと思う。

おまけ

マップのプレイ中の映像はキャプチャしてるので(声はないけど)ようつべのリンクを貼っておく。声がないのであんまり見る物として面白くはないです。

www.youtube.com

 

本記事は以上になります。

ここまで読んでくださった方、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。